PEOPLE
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STORY OF NET ONE’S PEOPLE

それぞれ個性の異なる7名の
チームメンバーを、厳しく、温かく、見守る。

営業 マネージャー

有賀 秀樹Aruga Hideki

有賀は、年齢も個性もバラバラな7名のメンバーをマネジメントしている。営業である以上、チーム全体が数字で結果を出す必要がある。だが、そのためにメンバーの一人ひとりを手厚くケアしているわけではない。週に一度のミーティングでメンバーから進捗の報告を受け、あとはこまかな相談にその都度のるマネジメント形式だ。しかし、決して放任しているわけではない。有賀はメンバーを信頼しているのだ。

半期がスタートするときに、有賀は各メンバーとじっくり話をするようにしている。それぞれが受け持つお客様は何に困っているのか。そこでネットワンにできることは何なのか。具体的にどのような働きかけをするつもりなのか。それを行うスケジュールはどのように考えているのか。そして、どれくらいの利益を生み出す計画なのか。そういったことのひとつひとつを確認し合うのである。

目標と計画を共有したあとは、メンバーを信頼して各自の判断で動いてもらうのが有賀のスタイルだ。まだ経験の浅いメンバーもいるが、中堅のメンバーに教育係を任せている。そうすることが、中堅にとってもよい経験になると信じているからだ。

「有賀さん、あの件ですがどうしたらいいですか?」
そんなふうにメンバーが有賀のところへ相談を持ちかけてくることがある。有賀はその質問には答えず、こんなふうに伝える。
「まずは自分で考えて、自分なりの意見を持ってくること」
重要な案件の判断をするのは上司の役目かもしれないが、指示された通りに動くだけではメンバーが成長しない。有賀は自らのチームを強くするためにも、メンバーに考えることを要求し続ける。

マネージャ職に就いてから数年。ときどき思い浮かべるのは、これまでに自分が出会ってきた上司たちの姿だ。尊敬する上司が自分と同じ年齢だった頃、どんなふうにチームメンバーを鼓舞していただろう。そんなふうに考えてみることもあるが、自分のやり方で見守っていくしかない。かつての上司と自分は別の人間であり、また抱えるメンバーもまったく異なるからだ。

「いってきます!」
メンバーの一人が、元気な声を出して営業へ出かけていった。つい数ヶ月前までは1日に100通を超えるメールを処理しきれず、仕事の優先順位も決められなかったメンバーだ。オフィスを出て行く部下の背中を見て、有賀はその成長ぶりに眼を細めた。

(2011年当時)

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