PEOPLE
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STORY OF NET ONE’S PEOPLE

「頑張ってね」の一言で、
それまでの不安が揺るがぬ自身に変わった。

営業

平山 大志Hirayama Taishi

入社1年目の新人ながら、ネットワン社内でも大型のプロジェクトに配属された平山だったが、特別な能力を備えていたわけではない。他の新人同様、最初は先輩の後ろをついてまわるだけだった。お客様との打ち合わせの場に同席しても、名刺交換したあとは知識が乏しいため発言できない。同じテーブルについているのに、お客様は最後まで目もあわせてくれない。平山は黙って先輩とお客様の話を聞き、意味のわからない言葉を議事録に書きつらねる日々が続いた。

平山はあせることなく、仕事をひとつずつ覚えていった。わからない言葉は本やネットで下調べし、さらに深い知識を先輩やエンジニアたちから教わった。やがて、いくつかの案件については先輩から仕事を引き継ぐことができた。だが、お客様からの信頼は、簡単に得られない。担当は平山に代わったというのに、メールや電話での問い合わせは先輩のもとへ・・・。

平山は、めげなかった。内容の濃い打ち合わせ資料を作成し、自分の名前でアポを取って、お客様のもとへ出向いていった。お客様の目を見ながら、自分の言葉で商談を進めていく。そうしたことを繰り返すうちに、いつしかお客様も平山を一人前と認めてくれるようになった。20歳ほども年齢の離れたお客様だったが、打ち合わせが終わっても仕事以外の話で語り合える仲になった。

それから数年が経ち、平山に異動の命が下る。赴任先は大阪だ。最後の挨拶をするため、平山はお客様のもとを訪れた。お客様は平山に握手の手を差し延べ、目をあわせてこう言ってくれた。
「頑張ってね」

実は、いつも不安だった。お客様の求めるレベルは高く、きちんと対応できているのだろうかと自信をなくすこともあった。だが、握手したときのお客様の表情を見て、これまでの対応は間違っていなかったと確信することができた。自信を持って大阪へ行こう。平山は、そう考えていた。

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